最近、売春防止法だの凍結だのシャドウバンだのと、堅苦しい記事が続きました。今日は箸休めに、私のできたての失敗談を書きます。
今年のお盆明けの話です。オチまで含めて、実話です。
3週間、いい感じにやり取りが続いていた
相手は大学2年生の女の子でした。地方の子で、お盆明けに東京へ遊びに来る予定があるとのこと。知り合ったのは7月の終わりごろで、そこから3週間ほど、途切れずにやり取りが続いていました。
3週間というのは、この界隈ではかなり長いほうです。私の普段のやり方を読んだ方はご存じのとおり、私はアポまで慎重に進めるタイプですが、それにしても長い。理由は単純で、彼女が東京に来るのがお盆明けだったからです。急ぐ理由がないので、のんびり世間話をしながら、お互いの人となりを確かめていました。
やり取りの印象は、とても良かった。返信を急かさない、条件の話は自分からはあまりしない、言葉づかいが丁寧。私が10年かけて覚えた「危険サイン」には、ひとつも引っかかりませんでした。むしろ優良案件です。クチコミも調べました。何も出ない。まっさらです。
普段はやらない「顔合わせから」を選んだ
彼女には、これまで経験がないとのことでした。つまり、自称処女です。
「自称」と付けるのは、疑っていたからではありません。この界隈では、会うまでは相手の情報のすべてに「自称」が付くからです。大学2年生も、東京に来る予定も、確かめようがない以上は全部そうです。それを承知のうえで、「一度顔合わせをしてから」という流れになりました。
ここで正直に書いておくと、私は普段、顔合わせだけで会うことはほとんどしません。チャットで見極めて、合意して、直接会う。それが私の通常運転です。顔合わせの流れそのものは顔合わせの記事に書いたとおり、不安なら挟めばいい「自由な一手」で、必須ではないというのが私の立場です。
でも今回は、相手が初めてです。いきなり全部を決めるより、まずお茶して、お互いに「この人なら大丈夫」を確認してから先の話をするほうが、彼女にとって安心だろう。そう考えて、私にしては珍しく顔合わせを挟むことにしました。
念のため書き添えておくと、「初めての子」に特別な思い入れがあったわけではありません。お手当も、初めてじゃない子と比べて特別高い約束をしていたわけでもありません。ただ3週間のやり取りが心地よくて、この子となら気持ちよく会えそうだと思っていた。それだけです。
10年やっていても、こういう「丁寧に進めている実感」があるときがいちばん油断します。フラグでした。
約束の15分前、「このアカウントは存在しません」
当日。私は待ち合わせ場所に15分ほど前に着きました。早めに着いて、店の場所を確認して、「着きましたよ、ゆっくりで大丈夫です」と一言送る。いつもの段取りです。
チャット画面を開くと、様子がおかしい。相手のアイコンが消えて、名前があったところには「★」という一文字だけが表示されています。3週間やり取りしてきた、あの名前ではありません。嫌な予感を抱えたままプロフィールを開くと、見慣れた無機質な表示が出ました。
このアカウントは存在しません
垢消しです。ドタキャンですらなく、垢消し。しかも、名前を「★」に変えてから消えるという、妙に手の込んだ消え方です。あの★が何のつもりだったのか。お別れの挨拶なのか、ただの気まぐれなのか、それとも意味なんてないのか。確かめようはありません。
待ち合わせ場所で15分、いろいろ考えました。直前で怖くなったのか。家族や友達に何か言われたのか。それとも最初から来る気がなかったのか。答えは分かりません。垢消しという終わり方は、理由ごと消える終わり方なんです。ブロックなら「切られた」と分かる。ドタキャンなら文句のひとつも言える。垢消しは、何も残りません。
大学2年生であることも、初めてだという話も、東京に来る予定があったことも、全部「自称」のまま終わりました。本当だったのか、演じられた設定だったのか。確かめる機会ごと消えて、彼女は★になりました。
垢消しされると、クチコミも書けない
気を取り直して、せめて記録は残そうと思いました。私はドタキャンやキャンセルも簡易クチコミで残す派です。データが積み重なれば、次の誰かの判断材料になりますから。
ところが、です。ツイ援DBはXのアカウントに紐づけてクチコミを書く仕組みなので、アカウントそのものが消えていると、書き先がありません。10年運営してきた自分のサービスに、自分が書き込めない。運営者として、これほど間抜けな瞬間もなかなかありません。


キリンシティで反省会をしていたら
その日の夜は、キリンシティで一人反省会にしました。よく注がれたビールを飲みながら、3週間のやり取りを頭の中で再生して、どこかで読み違えたのかを考える。こういう夜も、10年やっていれば何度もあります。


2杯目のあたりで、スマホに通知が来ました。
管理人アカウント、凍結。
アポは消え、クチコミは書けず、夜にはアカウントが凍る。ここまで揃うと、もう笑うしかありません。
振られた日の夜に、Xからも振られる。できすぎたオチですが、実話です。なお凍結のほうは慣れたものなので、いつもの手順で異議申し立てをして戻しました。20回くらい凍結されてきた経験と、その戻し方はパパ活の凍結を戻す「最初の一行」にまとめてあります。


この失敗から持ち帰れるもの
笑い話で終わらせてもいいのですが、一応10年選手なので、教訓も絞り出しておきます。
- 3週間かけて見極めても、読めないものは読めない。見極めは確率を上げる作業であって、保証ではない
- 会うまでは、相手の情報はすべて自称。クチコミだけが、自称を第三者の記録に変えてくれる
- 「垢消し」という終わり方がある。ブロックともドタキャンとも違う、理由ごと消える終わり方
- だから1人に賭けない。会えるまでは、他の縁も並行して大事にする
- そして凍結は、こういう日に限って来る
3つ目は会えない人に足りないものはひとつで書いた話とつながります。接触の数を増やすのは、こういう「読めない終わり方」に人生を左右されないためでもあるんです。
彼女が今ごろどうしているのかは、知りようがありません。東京は楽しめたでしょうか。私はキリンシティで元気にやっています。
よくある質問
- 垢消しはよくあることなのですか?
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ドタキャンやブロックに比べれば少ないですが、珍しくもありません。凍結対策でアカウントを作り直す人もいれば、この活動自体をやめて消える人もいます。理由が分からないまま終わるのが特徴です。
- 垢消しされた相手のクチコミは本当に書けないのですか?
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ツイ援DBはXのアカウントに紐づけてクチコミを登録する仕組みなので、アカウントが消えていると書き先がなくなります。会う前の段階で気になることがあった相手は、アカウントが生きているうちに簡易クチコミで残しておくのが確実です。
- 結局、顔合わせを挟んだのは失敗だったのですか?
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いえ、そこは今でも正しかったと思っています。初めての相手に段階を用意するのは、会えるかどうかとは別の話です。顔合わせを挟んでいなくても、結果は同じだったでしょうから。









